共同養育共同養育計画書

面会交流サポート・養育費増額・親権・子どもや孫に会いたい・きっかけが欲しい・人身保護請求・心理カウンセリング

離婚は夫婦の別れであり親子の別れではありません


よくある質問

共同養育を選択すると親権はどうなりますか?

日本では共同養育を選択しても父母のどちらか一方が親権を持つことになります。ある共同養育家庭では、親権は母親にありますが、お互いに共同養育に合意しているので父親も子どもの人生や生活全般のことを母親と同等の立場で決定することができます。親権の有無に左右されない生き方、それが共同養育です。

しかし、法的権利がどうしても欲しい場合は、親権者とは別に監護者を指定することもできます。

共同養育を選択すると養育費はどうなりますか?

養育費に関して「双方ともに養育費を払う義務はない」と合意していればお互いに養育費の支払い義務は発生しませんが、通常は父母の収入・生活水準・子どもの年齢・子どもと過ごす合計時間などを考慮して決定しなければいけません。

なお、米国と英国の統計では父親から母親への養育費は増加し、子どもに常に会える安心感から支払い率も非常に高くなることがわかっています。

共同養育は一週間交代でないといけないのでしょうか?

いいえ、二週間交代でもかまいません。また、一週間に一日だけ父親が養育する家庭もありますし、一カ月に六日間だけ母親が養育する家庭もあります。

妻に子どもを連れ去られてしまいました。

このような時、多くの弁護士や周囲の友達はすぐに裁判をするようにアドバイスをしますが、裁判は一方を勝者に、もう一方を敗者にする戦争です。父母の熾烈な争いに確実に子どもを巻き込み、苦しめます。勝訴するためには相手の弱みを暴き立て、非難し、傷つけ、破壊し、とことん追い詰めなければいけませんが、このような遺恨を残す方法は最終手段です。裁判所とは違い、MamaPapaでは円満に解決しお互いを勝者にすることを目指しています。すぐに裁判をした方が良いケースもありますが、まずはご相談下さい。

父親に会いたくないと娘が言っています。

子どもが今まで一緒に暮らしていた父親に会いたくないと言うからにはそれなりの理由があるものですが、まずは以下の要因を考えてみて下さい。

  1. 子どもが父親から暴力をふるわれたことがある。または父親が母親に暴力をふるっているのを目撃した
    ことがある。
  2. 子どもが前思春期あるいは思春期の微妙な時期にある。
  3. 数年間父親に会っておらず、現在の状態に慣れてしまった。
  4. 原因は人それぞれですが愛着障害や鬱病などの精神疾患を抱えてしまっている。
  5. 母親の顔色をうかがい、母親が喜びそうなことを言っている。
  6. 母親が子どもの前で繰り返し父親を誹謗・中傷し、マイナスイメージを植え付けたため子どもが母親の
    忠実な同盟者になっている。

最後の6のような洗脳はPA(片親疎外)と呼ばれる児童虐待であり、子どもの人生、人格、脳機能、健康に計り知れない影響を与えます。どのケースでも子どもの心の状態を把握することが先決なので共同養育が適しているかどうか即断はできません。まずはご相談下さい。

共同養育計画書は絶対に作らなければいけませんか?

計画書を作らずに口頭で済ませる人もいますが、後々の言った言わないの水掛け論を未然に防ぐためには計画書を作るほうが良いでしょう。また、作成段階においてあらゆることを夫婦で話し合う機会ができるという点においても大きなメリットがあります。

共同養育開始後に子どもが不適応症状を示しています。

子どもにとって親の離婚はストレスそのものですが、その他のストレス要因も考えてみましょう。
そのためには子どもと向き合い、子どもの話に耳を傾けなければいけませんが一般的に不適応症状を示している子どもがすぐに全てを打ち明けることはあまり期待できません。時間をかけて徐々に探っていきましょう。なお、共同養育開始直後の不適応症状は一時的なことが多く、両親が平穏を取り戻すと同時に子どもも落ち着き始めます。

シングルマザーですが、子どもが健全に成長するか心配です。

単独養育よりも共同養育の方が子どもにとってより良い環境ではありますが、高葛藤状態を継続していては共同養育という選択が裏目に出てしまいます。また、父母が離婚していない「健全な家庭」だったとしても、父母間の喧嘩が絶えなかったり、どちらかが一方的に無視をしたりするなど、ストレスに満ち溢れた「不健全な家庭」ならば、子どもの「健全な成長」は期待できません。

逆にひとり親家庭でも母親が子どもの心に寄り添い、一貫した強い愛情を注ぎ続ければ子どもは健全に成長し適応しやすい大人になります。つまり、親が健全な状態であれば、ひとり親家庭でも共同養育家庭でも子どもは健全に育つということです。

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